のどぐろの美味さを見出した寿司

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目次
 1.のどぐろの美味さを見出した寿司

 

のどぐろの美味さを見出した寿司

金沢といえば全国でも抜き出て秀でているのが寿司処でしょう。名店と言われる寿司屋が本当にいくつもあります。
石川県民みなそれぞれがご贔屓店を持つほど寿司好きです。「俺が行ってるところが1番だ!」と、まるで自分の店のように自慢しあっています。

県外にも金沢の寿司ファンは大勢いらっしゃいます。金沢の寿司を食べるためだけに県外から来られる方も大勢います。
金沢の寿司屋(回転寿司以外)で名店と言われるところは決まってコースです。しかもおまかせコースです。金額は様々ですが、お一人平均15,000円ぐらいでしょう。飲み物も満足いくほど飲むと20,000円します。で、このコースの中にはどの店もかなり前からのどぐろは入っていました。

私が思うに、のどぐろ=金沢のルーツはこのお寿司屋さんたちにあると考えます。

こういった寿司屋に行く石川県民は皆のどぐろの美味さを知っています。けっこういますからね、こういう寿司屋に通う石川県民は。普通にスーパーにも販売してますから、のどぐろの美味さを知っている主婦も食べたくなるとついつい買ってしまうようです。 寿司処がゆえに回転寿司の店数もとても多いんです。回転寿司はカウンターの寿司屋に比べると安価なイメージですが、石川県の回転寿司はけっこういいお値段がします。昨今100円皿が多いですけどね(^^;)  で、回転寿司にも当たり前にのどぐろがあります。1皿安い時で600円ぐらいです。回転寿司でも食べるのが石川県民です。

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のどぐろブームが来る前からのどぐろを食べている石川県民。そして、石川県内だと当たり前にどこでも見かけるのどぐろ。で、メディアで取り上げられるようになったのどぐろ。「のどぐろ食べたいなぁ・・・そういえば金沢で食べられるみたいだ! 北陸新幹線もできたし行ってみよう(^^)」というのが最近の流れのようですね。

のどぐろの美味さを見出したのは石川・金沢発祥の寿司だったのかもしれませんね。


アカムツ(Blackthroat seaperch)代表的な呼び名:ノドグロ
学名:Doederleinia berycoides (Hilgendorf,1878)

魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度
★★★

知っていたら通人級

★★

域的な水産物、嗜好品的なもの

★★★★★

究極の美味

 

分類 硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ホタルジャコ科アカムツ属
外国名 Blackthroat seaperch
学名 Doederleinia berycoides (Hilgendorf,1878)
漢字・由来 漢字 ・赤鯥

由来・語源 東京での呼び名。赤い色をしたムツの意味。「むつ」とは「脂っこい」ことを「むつっこい」、「むつこい」、「むっちり」、「むつごい」というから来ている。すなわち脂っこい魚という意味合い。

地方名・市場名 アカモツ/徳島県阿南市、海部郡海陽町『宍喰漁業協同組合』、高知県宿毛市田ノ浦『すくも湾漁協』
ノドグロ(ノドクロ)/山形県鶴岡市由良漁港、島根県全域など日本海沿岸ではノドクロ(喉黒)、ノドグロ(喉黒)。一般的にもノドグロの方がとおりがいい。
メキン/島根県浜田で小型のものを。
メッキン/島根県浜田で小型のものを。
■ アカウオ、ギョウスン、キンギョ、キンギョウオ、キンメ、ダンジュウロ、トラハツメ、メブト。

 

生息域  海水魚。水深100メートル~200メートル。

青森森県〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、北海道〜九州南岸の太平洋沿岸、東シナ海大陸棚〜大陸棚斜面域、大東島近海。朝鮮半島南岸、済州島、山東半島、浙江省、台湾、フィリピン諸島、インドネシア、オーストラリア北西岸。

生態  産卵期は6月から10月。
基本情報  標準和名よりも日本海での呼び名「のどくろ」と呼ばれることが多い。超高級魚のひとつ。日本海や千葉県以西の太平洋側でとれるもの。
赤い魚の高級魚として東北以北の太平洋側でとれるキチジ(キンキ)と対比されている。
生、近海、釣りものとなるとキロあたり1万円を超えることは普通。底曳き網でとったものを干物にしたものはスーパーなどにも並ぶが、これも高価なものだ。
養殖されていないのも魅力。
水産基本情報 市場での評価 関東の市場では超高級魚だ。東のキチジ(キンキ)、西のアカムツ(のどくろ)といった感がある。太平洋側よりも日本海側に多い。また韓国からの輸入ものも多い。値段は小さくてもキロあたり2000円以上、釣りで大型なら1万円以上になる。
漁法 底曳き網、釣り
産地 長崎県、島根県、山口県、徳島県
味わい  旬は晩秋から春 小さくても味がいい。
鱗は柔らかく取りやすい。皮は比較的しっかりして厚みがある。骨はやや硬い。
上質の白身で脂は身全体に混在する傾向がある。皮にもにじみ出るほど脂の含有量が多い。熱を通しても硬く締まらない。

引用:ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑