のどぐろの旬はいつか?

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目次
 1.のどぐろの旬について

 

のどぐろの旬について

のどぐろもやはり脂が乗る時期は冬の11月〜2月頃だ。この時期ののどぐろは「まるでマグロのトロのよう」と絶賛されるほど、口に含んだ瞬間、とろけるような美味しさが堪能できる。しかし、マグロとは違いのどぐろは白身魚だ。マグロのトロをイメージして食べると「ちょっと違う・・・」なんてことになるので注意が必要だ。

のどぐろの旬は11月〜2月頃!

と、これだけではまだ断言はできない。それはなぜか・・・世間一般的に言うと「脂が乗っているから旬」という意味のわからない定説があるからだ。もちろん、「脂が乗っている=美味しい」と思っている場合はその時期が旬だと言うのはなにもおかしくはないだろう。

だが、はたして「脂が乗っている=旬」は本当にそうなのだろうか?

のどぐろは実は1年を通して水揚げされることで有名な魚だ。脂が乗る時期は11月〜2月頃だが、この時期よりも前の産卵期が旬だという人もいる。のどぐろの産卵期は7月〜8月頃で、この時期は子持ちののどぐろの濃厚さが堪能できる。

また、夏の産卵期(7月〜8月頃)よりも前の6月頃が産卵直前で栄養をたっぷりと蓄えているため、美味しいと言う人もいる。

このように、のどぐろは1年を通して、脂の乗り、濃厚さを堪能できる魚なのだ。いわば、年中「旬」とも言える。こんな魚はそうそうないだろう。いつ食べても美味しいと感じる魚はのどぐろ意外にないのではないだろうか。

よって、「のどぐろの旬はいつか?」という答えは、人それぞれに違い、また、いつでも美味しさを堪能できるため、「旬」というものがない。もしくは年中「旬」とも言える。

 


アカムツ(Blackthroat seaperch)代表的な呼び名:ノドグロ
学名:Doederleinia berycoides (Hilgendorf,1878)

魚貝の物知り度 食べ物としての重要度 味の評価度
★★★

知っていたら通人級

★★

域的な水産物、嗜好品的なもの

★★★★★

究極の美味

 

分類 硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ホタルジャコ科アカムツ属
外国名 Blackthroat seaperch
学名 Doederleinia berycoides (Hilgendorf,1878)
漢字・由来 漢字 ・赤鯥

由来・語源 東京での呼び名。赤い色をしたムツの意味。「むつ」とは「脂っこい」ことを「むつっこい」、「むつこい」、「むっちり」、「むつごい」というから来ている。すなわち脂っこい魚という意味合い。

地方名・市場名 アカモツ/徳島県阿南市、海部郡海陽町『宍喰漁業協同組合』、高知県宿毛市田ノ浦『すくも湾漁協』
ノドグロ(ノドクロ)/山形県鶴岡市由良漁港、島根県全域など日本海沿岸ではノドクロ(喉黒)、ノドグロ(喉黒)。一般的にもノドグロの方がとおりがいい。
メキン/島根県浜田で小型のものを。
メッキン/島根県浜田で小型のものを。
■ アカウオ、ギョウスン、キンギョ、キンギョウオ、キンメ、ダンジュウロ、トラハツメ、メブト。

 

生息域  海水魚。水深100メートル~200メートル。

青森森県〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、北海道〜九州南岸の太平洋沿岸、東シナ海大陸棚〜大陸棚斜面域、大東島近海。朝鮮半島南岸、済州島、山東半島、浙江省、台湾、フィリピン諸島、インドネシア、オーストラリア北西岸。

生態  産卵期は6月から10月。
基本情報  標準和名よりも日本海での呼び名「のどくろ」と呼ばれることが多い。超高級魚のひとつ。日本海や千葉県以西の太平洋側でとれるもの。
赤い魚の高級魚として東北以北の太平洋側でとれるキチジ(キンキ)と対比されている。
生、近海、釣りものとなるとキロあたり1万円を超えることは普通。底曳き網でとったものを干物にしたものはスーパーなどにも並ぶが、これも高価なものだ。
養殖されていないのも魅力。
水産基本情報 市場での評価 関東の市場では超高級魚だ。東のキチジ(キンキ)、西のアカムツ(のどくろ)といった感がある。太平洋側よりも日本海側に多い。また韓国からの輸入ものも多い。値段は小さくてもキロあたり2000円以上、釣りで大型なら1万円以上になる。
漁法 底曳き網、釣り
産地 長崎県、島根県、山口県、徳島県
味わい  旬は晩秋から春 小さくても味がいい。
鱗は柔らかく取りやすい。皮は比較的しっかりして厚みがある。骨はやや硬い。
上質の白身で脂は身全体に混在する傾向がある。皮にもにじみ出るほど脂の含有量が多い。熱を通しても硬く締まらない。

引用:ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑